英単語を「英語だけ」で覚える|類義語・対義語・語源・定義で頭の中を英語に切り替える

By 田中先生(クルード代表) 田中先生(クルード代表)
公開日: 2026年10月16日

英文を一語ずつ日本語に訳していると、理解に時間がかかることがあります。類義語・対義語・語源・例文・英語の定義という5つの形式で、英語だけで単語を覚えるトレーニングの内容と、苦手な単語だけを集める「仕分け」の進め方を解説します。

英単語を英語だけで覚えるトレーニング|オンライン英語塾クルード講師ブログ

英単語は、ふつう日本語の訳とセットで覚えます。apple は「りんご」、improve は「改善する」という覚え方です。

この覚え方に加えて、当塾では英語だけで単語を覚えるトレーニングを用意しています。日本語を一切使わずに、英語の言葉を英語で理解していく練習です。

なぜ英語だけで覚えるのか

理由は、読む速さです。

英文を読むときに、単語を一語ずつ頭の中で日本語に置き換えていると、その分だけ理解に時間がかかります。日本語訳で覚えること自体が問題なのではなく、読むたびに訳す癖がつくと遅くなる、ということです。

英語だけで単語を覚えるのは、頭の中を英語に切り替える練習です。はじめは大変に感じます。

その代わり、英語のまま意味を捉えられる単語が増えると、読解でもリスニングでも、日本語に置き換える手間が減っていきます。効果の出方や取り組みやすさは、生徒の習熟度によって変わります。

5つの形式で覚える

英語だけで覚えるトレーニングは、次の5つの形式でできています。

  1. Synonym(類義語):似た意味の単語を選ぶ
  2. Antonym(対義語):反対の意味の単語を選ぶ
  3. Origin(語源):言葉の由来の説明を読んで、どの単語のことかを当てる
  4. Sentence(例文):英検と同じように、空所のある文に入る単語を選ぶ
  5. Meaning(定義):英語で書かれた意味を読んで、単語を選ぶ、またはスペルを入力する

ひと通り解いたあと、間違えた問題だけがもう一度出題されます。

同じ単語を、類義語から、対義語から、語源から、と別々の方向から見ることになるので、日本語の訳を1つ覚えるよりも、単語の輪郭がはっきりします。

語源の欄には、たとえば Old French と書かれていることがあります。古いフランス語がイギリスに入ってきて、英語になった単語、という意味です。

覚える前に「仕分け」をする

単語のトレーニングは、仕分けから始まります。

日本語の意味が表示され、それに合う英単語を選びます。正解した単語は、すでに知っている単語として外れます。正解できなかった単語だけが残り、それが4つ集まったところで仕分けは終了です。

こうして集まった4つの単語が、その人にとっての「苦手な単語」「忘れている単語」です。この4つを、上の形式のトレーニングで覚えていきます。

知っている単語に時間を使わず、知らない単語から優先して取り組めるのが、仕分けの目的です。

ひとつだけ注意があります。ブラウザの翻訳機能がオンになっていると、単語にカーソルを当てたときに訳が表示されて、答えが分かってしまいます。仕分けのときは、翻訳機能をオフにしてください。

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日本語で覚える方法と併用する

英語だけで覚える方法は、日本語とセットで覚える方法の代わりではありません。

当塾では、日本語と関連づけて覚える単語トレーニングを基本にして、そこに英語だけのトレーニングを加える、という形にすることが多いです。英語だけの宿題にするかどうかは、生徒の級や取り組みの様子を見て決めています。

大変だと感じるときは、無理に続けず、リスニングなど他のトレーニングを間に挟みながら進めてください。

手で書いて覚えるか、タイピングで覚えるかについては英単語は手書きとタイピングのどちらで覚えるべき?にまとめています。単語の力が長文にどう効くかは英検2級に難しい文法は必要?で説明しています。

まとめ

  • 一語ずつ日本語に置き換えながら読むと、その分だけ理解に時間がかかる
  • 英語だけで覚えるのは、頭の中を英語に切り替える練習。大変だが、日本語に置き換える手間が減っていく
  • 類義語・対義語・語源・例文・定義の5つの形式で、1つの単語をいろいろな方向から見る
  • 先に仕分けをして、知らない単語だけを集めてから覚える
  • 日本語で覚える方法と併用する

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よくある質問

英単語を日本語訳を使わずに英語だけで覚えるのはなぜですか?
理由は、読む速さです。
英文を読むときに単語を一語ずつ頭の中で日本語に置き換えていると、その分だけ理解に時間がかかります。オンライン英語塾クルードでは、日本語訳を使う学習に、類義語や英語の定義を使う練習を加え、英語のまま意味を捉えられる単語を増やすことを目指します。
英単語を英語だけで覚えるには、どのような方法がありますか?
オンライン英語塾クルードでは、類義語・対義語・語源・例文・英語の定義という5つの形式のトレーニングで覚えます。
同じ単語を別々の方向から見ることになるので、日本語の訳を1つ覚えるよりも、単語の輪郭がはっきりします。ひと通り解いたあと、間違えた問題だけがもう一度出題されます。
オンライン英語塾クルードの単語トレーニングの「仕分け」とは何ですか?
覚える前に、正解できなかった単語だけを集める手順です。
日本語の意味が表示され、それに合う英単語を選びます。正解した単語はすでに知っている単語として外れ、正解できなかった単語が4つ集まったところで終了です。知っている単語に時間を使わず、知らない単語から優先して取り組むことが目的です。
英単語を英語だけで覚える方法は、日本語訳で覚える方法の代わりになりますか?
代わりではなく、併用します。
オンライン英語塾クルードでは、日本語と関連づけて覚える単語トレーニングを基本にして、そこに英語だけのトレーニングを加える形にすることが多いです。英語だけの宿題にするかどうかは、生徒の級や取り組みの様子を見て決めています。
英単語を英語だけで覚えるのが大変なときはどうすればよいですか?
無理に続けず、リスニングなど他のトレーニングを間に挟みながら進めてください。
英語だけで単語を覚えるのは頭の中を英語に切り替える練習で、はじめは大変に感じるものです。

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