英検準1級とIELTS 6.0、どっちがいい?同じB2でも使い道が違う|両方取得するメリット

By 田中先生(クルード代表) 田中先生(クルード代表)
公開日: 2026年10月05日

英検準1級とIELTS 6.0はどちらもCEFR B2の目安ですが、国内の大学入試では英検、海外進学や留学ではIELTSが使いやすく、評価の尺度も違います。英検準1級合格後にIELTS 6.0を取得した高校生の例から、どちらを選ぶかと、両方取得するメリットを解説します。

英検準1級とIELTS 6.0、どっちがいい?|オンライン英語塾クルード講師ブログ

英検準1級とIELTS 6.0は、どちらを取ったほうがいいのか。

結論から言うと、国内の大学入試を中心に考えるなら英検準1級、海外の大学への進学や留学を考えるならIELTSが使いやすいです。ただ、この2つは「どちらが上か」で比べる試験ではありません。どちらもCEFRではB2の目安ですが、問題形式も採点の考え方も違います。そして両方を持っていると、片方だけのときとは意味合いが変わります。

先日、英検準1級に合格したあとIELTSでオーバーオール6.0を取得した高校生から相談を受けました。ライティングもリーディングも、各パートのスコアが揃っていました。

正直に言うと、私はこのスコアを見て鳥肌が立ちました。なぜそこまで嬉しかったのか、そして2つの試験をどう使い分けるかを、そのときお伝えした内容から記事にします。

1つの試験の結果だけでは見えにくいこと

英検準1級もIELTS 6.0もB2なら、同じレベルを2回証明しただけ、と思われるかもしれません。

でも、1つの試験だけの結果には、うまくスコアが乗って取れてしまった可能性が残ります。

たとえば英検では、ライティングで満点に近い点がつくと、その貯金で他のパートの不足を補って合格ラインを越えてしまうことがあります。他のパートが弱くても合格する、ということが実際に起こります。これは英検の採点の仕組み上、避けられないことです。

評価尺度が違う2つの試験でB2を示すと説得力が増す

IELTSは英検とは全く違う評価尺度の試験です。問題形式も、採点の考え方も、スコアの出し方も違います。

その2つで、どちらもB2のスコアが出た。こうなると「たまたま跳ねた」という説明は、ほぼ成り立たなくなります。

私は指導しているので、その生徒が準1級を実力で取ったことを知っています。でも、初めて履歴書を見る人はそうではありません。「英検準1級」だけなら「勉強したんだな」で終わるかもしれません。「英検準1級、IELTS 6.0」と並んでいたら、「これは本物だ」と読み手が判断できます。

両方書けると、意味合いが全く変わります。

国内と海外での使い分け

2つの資格は、使われる場面も違います。

  • 国内の大学入試では、英検が最も広く使われています。英語外部試験利用でも、英検の級やスコアが基準になっていることが一般的です。
  • 海外の大学への進学や留学では、IELTSやTOEFLが標準です。海外に出る進路を考えるほど、IELTSの重要度が上がっていきます。

高校生の段階で両方を持っていると、進路がどちらに向いても対応できます。

英検準1級にもIELTSにも共通して使える長文の解き方は、英語の長文読解は「コスパの良い問題」から解くにまとめています。

履歴書には両方とも書く

「英検準1級があればIELTSは書かなくてもいいですか」と聞かれることがありますが、両方とも書いてください。同じレベルを別の尺度で示せる資格は、並べて書くことに意味があります。片方を省くメリットはありません。

出願要件を確認して模擬問題を作ります

大学によっては、出願に外部試験のスコアや英語の課題が求められることがあります。当塾では、志望大学の出願書類(募集要項や課題の要件)を写真やPDFで送っていただければ、その要件に合わせた模擬問題を作って授業で使います。

まだ書き始めていない段階でも構いません。「こういう問題が出る」という要件が分かれば準備ができるので、早めに共有してください。

録音型か対面か、試験ごとに違う

スピーキングの形式も試験によって違います。IELTSのスピーキングは試験官との対面、TOEFLは録音型です。英検は従来型が対面、S-CBTが録音型です。

受ける予定の試験の形式を教えていただければ、その形式に合わせた練習を授業に組み込みます。録音型の対策については英検S-CBTの録音型スピーキング対策にまとめています。

まとめ

  • 英検準1級とIELTS 6.0はどちらもB2だが、意味合いは「片方」と「両方」で全く違う
  • 評価尺度が違う2つの試験で同じレベルを示せると、初めて見る人にも本物だと伝わる
  • 国内の大学入試では英検、海外進学や留学ではIELTSが強い。両方あれば進路がどちらでも対応できる
  • 履歴書には両方とも書く
  • 出願要件を早めに共有すれば、模擬問題を作って対策できる

英検準1級のあとの進路もご相談ください

オンライン英語塾クルードでは、英検準1級合格後のIELTS・TOEFL対策や、大学出願に向けた英語課題の準備もサポートしています。

授業の内容は高校生向け英検対策コースと帰国子女・インター生・イマージョン教育生コースでご案内しています。そのほかのコースは学年別英検対策コース一覧からご覧いただけます。ご相談は無料体験授業(おひとりにつき3回まで無料)の中で承ります。

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