英検準1級の4コマナレーションは「とほほ」で終わる|気持ちは次の質問に取っておく

By 田中先生(クルード代表) 田中先生(クルード代表)
公開日: 2026年10月13日

英検準1級のスピーキングは、2級の3コマが4コマのナレーションに変わります。4コマ目は、3コマ目で解決したように見えた話が「やってみたものの、とほほ」と落ちるのが特徴です。この終わり方をどう表現するか、ナレーションと次の質問の役割分担、録音型で受ける場合のテイクの使い方を解説します。

この記事はシリーズ「英検 面接・スピーキング対策」の1本です。シリーズの記事一覧へ

英検準1級の4コマナレーションの対策|オンライン英語塾クルード講師ブログ

英検準1級のスピーキングは、4コマのイラストを見て、ストーリーを英語で説明するナレーションから始まります。

2級では3コマだったイラストが、準1級では4コマになります。コマが1つ増えただけに見えますが、この4コマ目に準1級らしい特徴があります。

4コマ目は「とほほ」で終わる

ふつうの4コマ漫画は、4コマ目で「なるほど」と気持ちよく落ちます。

準1級の4コマは違います。3コマ目までで「これはうまくいきそうだ」と一度話が上がります。3コマ目で終わってくれれば、気持ちよく終われます。ところが4コマ目で、何とも言えない終わり方をします。

やってみたものの、とほほ。そういう終わり方です。

初めて取り組むと、この4コマ目をどう説明すればいいのか戸惑います。「これで合っているのかな」と不安になる終わり方ですが、それで合っています。

英検公式のサンプル問題も、この作りです。歩きたばこをなくす活動が実って、3コマ目で駅の近くに喫煙所が作られ、主人公は喜びます。ところが4コマ目では、その喫煙所から煙が流れてきて、通りかかった人たちが咳き込んでいます。

終わり方は「問題はまだ残っている」

4コマ目の説明は、無理に良い話としてまとめる必要はありません。

  • 残念な結果になった
  • 問題はまだ解決せずに残っている

という終わり方が、基本的におすすめです。挑戦してみたけれど、うまくいかなかった。その事実を、絵の通りに説明します。

気持ちは次の質問に取っておく

ここで大事なのが、ナレーションと次の質問の役割分担です。

ナレーションのすぐあとの質問では、4コマ目について聞かれます。「もしあなたがこの人の立場だったら、どう思いますか」という質問です。公式サンプルでも、最初の質問はこの形です。

ですから、4コマ目の説明では、絵に描かれていること以上の気持ちを込めすぎないようにします。4コマ目の人物がどう感じたか、自分ならどう思うかを深く語るのは、次の質問の答えに取っておきます。

途中のコマで、表情などから読み取れる気持ちに触れるのは構いません。公式サンプルの解答例も、3コマ目では主人公が喜んだことに触れ、4コマ目は起きたことだけを説明しています。

ナレーションで言い切ってしまうと、次の質問で言うことがなくなります。

  • ナレーション:絵に描かれていることを、4コマ目の「とほほ」まで説明する
  • 次の質問:4コマ目の人物の立場で、気持ちや考えを答える

この流れを知っているだけで、ナレーションの終わり方に迷わなくなります。

そのあとの質問では、社会的な話題について意見を聞かれます。後半ほど難しくなります。

英検対策の授業を無料で体験する

✓ 体験3回まで無料 ✓ 当日キャンセル料なし ✓ タブレット貸出無料

意見の質問には型を持っておく

意見を答える質問では、理由の切り口が大切です。他の人があまり言わなさそうな理由を、具体的な例と一緒にその場で出せると、聞いている側の印象に残る答えになります。

そのうえで、答え方の型をいくつか持っておくことをおすすめします。「このパターンでいこう」という形が決まっていると、初めて見る質問でも話し始めやすくなります。レパートリーは、練習の中で少しずつ増やしていきます。

2文目以降の続け方は英検2級のスピーキングは and を卒業するで紹介している3つの道筋が、準1級でもそのまま使えます。

録音型で受ける場合

英検S-CBTで準1級を受ける場合、スピーキングは録音型になります。

録音型の音声は聞き取りやすいので、質問を聞き直す必要はあまりありません。それよりも、質問のあとすぐに録音が始まることへの対応が大切です。

練習では録音を聞き返し、内容を整理してからもう一度録音すると改善点を確かめられます。慣れたら1回で答える練習に移りましょう。本番の聞き直しや再録音の扱いは、受験する試験の公式案内と画面の注意書きに従ってください。詳しくは英検S-CBTの録音型スピーキング対策にまとめています。

準1級に合格したあとの進路については英検準1級とIELTS 6.0を両方持つ意味で紹介しています。

まとめ

  • 準1級は4コマ。3コマ目で上がって、4コマ目で落ちる
  • 4コマ目は「残念な結果」「問題はまだ残っている」という終わり方でよい
  • 4コマ目の気持ちや考えは、ナレーションではなく次の質問で答える
  • 意見の質問は、答え方の型を持っておくと話し始めやすい
  • 録音を聞き返して改善し、慣れたら1回で答える練習に移る

準1級のスピーキング対策を体験授業でお試しいただけます

オンライン英語塾クルードでは、準1級の4コマナレーションを含む録音型スピーキングトレーニングと、海外講師による添削を、無料体験授業(おひとりにつき3回まで無料)の中でお試しいただけます。

お子様に合ったコースは学年別英検対策コース一覧からご覧いただけます。

英検対策の無料体験授業のお申込み・学習相談|オンライン英語塾クルード

無料体験授業のお申込み・学習相談はこちら

よくある質問

英検準1級の4コマナレーションで、4コマ目はどのように説明すればよいですか?
「残念な結果になった」「問題はまだ解決せずに残っている」という終わり方が基本的におすすめです。
英検準1級の4コマは、3コマ目までで一度うまくいきそうに見えて、4コマ目で何とも言えない終わり方をします。英検公式のサンプル問題もこの作りです。無理に良い話としてまとめず、うまくいかなかった事実を絵の通りに説明します。
英検準1級のスピーキングのナレーションは、2級と何が違いますか?
2級では3コマだったイラストが、準1級では4コマになります。
英検準1級のスピーキングは、4コマのイラストを見てストーリーを英語で説明するナレーションから始まります。3コマ目までで話が一度上がり、4コマ目で落ちるのが準1級らしい特徴です。
英検準1級のナレーションでは、登場人物の気持ちまで説明した方がよいですか?
絵から読み取れる気持ちに触れるのは構いませんが、4コマ目の人物の気持ちは込めすぎず、次の質問の答えに取っておきます。
ナレーションのすぐあとの質問では、4コマ目について「もしあなたがこの人の立場だったら、どう思いますか」と聞かれます。英検公式サンプルの解答例も、3コマ目では人物の気持ちに触れ、4コマ目は起きたことだけを説明しています。
英検準1級のスピーキングでは、ナレーションのあとにどんな質問をされますか?
ナレーションのすぐあとの質問では、4コマ目について「もしあなたがこの人の立場だったら、どう思いますか」と聞かれます。英検公式のサンプル問題でも、最初の質問はこの形です。
そのあとの質問では、社会的な話題について意見を聞かれます。後半ほど難しくなります。
英検準1級のスピーキングで、意見を聞かれる質問にはどう備えればよいですか?
答え方の型をいくつか持っておくことをおすすめします。
「このパターンでいこう」という形が決まっていると、初めて見る質問でも話し始めやすくなります。他の人があまり言わなさそうな理由を、具体的な例と一緒にその場で出せると、聞いている側の印象に残る答えになります。
英検S-CBTで準1級を受ける場合、録音型のスピーキングはどのように練習すればよいですか?
録音を聞き返し、何を言うか整理してからもう一度録音する練習から始め、慣れたら1回で答える練習に移ります。
本番の聞き直しや再録音の扱いは、受験する試験の公式案内と画面の注意書きに従ってください。

この記事の著者田中先生(クルード代表)の指導を受けたい方はこちらから

無料体験授業をご希望の方はこちらからお申込みへ

この級の総合対策ガイド

この記事で紹介した対策を含め、学年別の勉強法全体は以下のガイドで解説しています。

英検対策・英会話の無料体験授業のご案内

英検対策・英会話の無料体験授業のお申込み|オンライン英語塾クルード

オンライン英語塾クルードでは、外国人講師×日本人講師のダブルティーチングによる英検対策・英会話の授業を、おひとりにつき3回まで無料で体験いただけます。

無料体験授業のお申込み・お問合せはこちら

学年別の英検対策コース一覧や、英検準1級・2級に合格した生徒の合格体験談もあわせてご覧ください。

無料体験授業に申し込む

✓ 体験3回まで無料 ✓ 当日キャンセル料なし ✓ タブレット貸出無料

お申込みから体験授業までの流れを見る

記事一覧

シリーズ別・新着順の一覧は講師ブログ・記事一覧にまとめています。 新着記事はRSSフィードでも配信しています。