英検2級の英作文が80語に届かない|理由は「例えば」「その結果」で3文にする

By 田中先生(クルード代表) 田中先生(クルード代表)
公開日: 2026年10月09日
最終更新日: 2026年10月10日

英検2級の英作文(ライティング)で80語に届かないときは、下書きで理由の後ろに「例えば」と「その結果」の2文を足します。理由に説得力が出て、1つが3文・約40語になり、理由2つで80語に届きます。実際の下書きと英文例で解説します。

この記事はシリーズ「英検2級 技能別対策」の1本です。シリーズの記事一覧へ

英検2級の意見論述で80語を書くための下書き|オンライン英語塾クルード講師ブログ

英検2級のライティング(英作文の意見論述)は、80語から100語で自分の意見と理由を2つ書く問題です。語数が80語に届かないときは、下書きの段階で、それぞれの理由の後ろに「例えば(具体例)」と「その結果(そのあとどうなるか)」の2文を足します。具体例と結果が加わることで理由に説得力が出て、理由1つが3文・約40語になります。理由2つに意見の文とまとめの文を加えると、80語に無理なく届きます。

これは、オンライン英語塾クルードの英作文トレーニングで教えている下書きの方法です。2級は準2級までと比べて語数が増えるので、「理由は2つ思いついたのに、80語に届かない」という相談をよく受けます。同じことを繰り返して書くのではなく、具体例と結果を足して語数を増やすと、語数と一緒に説得力も増します。

時間の目安は、下書きに5分、英文を書くのに10分、合わせて15分です。

英検2級の英作文は、いきなり英語で書かずに下書きから始める

英検2級の英作文をいきなり英語で書き始めると、途中で書くことがなくなって手が止まります。

当塾の英作文トレーニングには下書き欄があります。ここに、日本語のままで構わないので、自分の意見と理由を書き出します。英語で書ける人は英語でも構いません。

2級の問題は、質問そのものが難しいことがあります。賛成と反対の両方で理由を考えてみて、書きやすい方を選ぶので十分です。

80語に届かないときは、理由の後ろに「例えば」と「その結果」の2文を足す

下書きで意見と理由2つが書けたら、本番ではそのまま英語にしても構いません。

ただし練習の段階では、それぞれの理由の後ろに文をあと2つ足しておくことをおすすめしています。語数が増えるだけでなく、理由に説得力が出ます。下書きで材料が揃っていると、英語にするときにもとても楽になります。

足す2文は、次の2つです。

  1. 例えば(具体例)
  2. その結果(そのあとどうなるか)

理由1つを3文にして説得力を持たせる手順(「会社を作ること」の問題例)

理由1つを「理由・例えば・その結果」の3文にして説得力を持たせる手順を、「会社を作ること」について意見を書く問題を例に示します。反対の立場で、1つ目の理由を「成功する確率が低い」としました。

1文目:「例えば」で具体的な人を登場させる

「成功する確率が低い」という理由は、読んだ人の頭の中に、具体的な人や仕事が浮かぶ内容ではありません。こういう、ふんわりとした理由ほど「例えば」がうまくはまります。

「例えば」の後ろには、どんな人が、どんな会社を作ったら、を書きます。

例えば、ある人が服の会社を作ったら、たくさんの服を買ったり作ったりしないといけない。

2文目:「その結果」でそのあとどうなるかを書く

ここからもう1文足します。たくさんの服を買ったり作ったりした結果、そのあとどうなるかです。

「自分のお金がなくなりますよね。お金がなくなるとどうなりますか」と考えていくと、次の文が出てきます。

その結果、お金がかかって失敗する。

できあがった下書きと英文例(3文で約40語)

  • 成功する確率が低い
  • 例えば、ある人が服の会社を作ったら、たくさんの服を買ったり作ったりしないといけない
  • その結果、お金がかかって失敗する

これを英語にすると、たとえば次のようになります。

First, the chance of success is low. For example, if someone starts a clothing company, they need to buy or make a lot of clothes. As a result, it costs a lot of money, and the business may fail.

これで約40語です。2つ目の理由も同じ要領で3文にすれば、意見を述べる最初の文と最後のまとめの文を合わせて、80語に無理なく届きます。

理由がトピックからずれたときは、限定する言い方を挟んで直す

英作文を書いているうちに、理由がトピックから少しずれてしまうことがあります。

たとえば電子辞書についての問題で、「目が悪くなる」という理由を書いたとします。これは電子辞書というより、スマートフォンの画面の話です。

こういうときは、全部書き直さなくても大丈夫です。電子辞書は今はスマートフォンのアプリにもなっているので、「スマートフォンの中で電子辞書を使うと目が悪くなる」というように、限定する言い方を挟みます。大きく書き換えずに、トピックに沿った理由になります。

英検2級の英作文の時間配分は、下書き5分・英文10分の合計15分

英検2級の英作文にかける時間の目安は、下書きに5分、英文を書くのに10分、合わせて15分です。この時間で書けるようになると、リーディングに多くの時間を残せます。

書いた英作文は添削を受けて、80語以上に仕上げる

書き上げた英作文は、海外講師が添削します。当塾の添削では、修正箇所を色で分けています。

  • 黄色:文法やスペルなどの小さな修正
  • オレンジ色:少しぎこちない表現
  • ピンク色:意味が読み取れない箇所(優先して直す)

書き慣れてくると、修正箇所は少しずつ減っていきます。修正箇所が減ることが、そのままスコアの伸びにつながると考えてください。

添削を反映した結果、語数が80語を下回ることがあります。その場合は、文を書き足して80語以上に仕上げてから終了にします。

2級で意見論述とあわせて出題される要約問題の書き方は英検2級の要約問題の書き方にまとめています。英作文でミスを減らすための文法の優先順位は英検2級に難しい文法は必要?で説明しています。

まとめ:英検2級の英作文で80語に届かせる方法

  • 英検2級の英作文は、いきなり英語で書かず、下書きで意見と理由2つを出す
  • 練習では、それぞれの理由の後ろに「例えば」と「その結果」の2文を足して、理由に説得力を持たせる
  • 理由1つが3文・約40語になるので、理由2つと意見・まとめの文で80語に届く
  • ふんわりした理由ほど「例えば」で具体的な人を登場させやすい
  • 理由がトピックからずれたら、限定する言い方を挟んで直す
  • 時間の目安は、下書き5分・英文10分の合計15分

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よくある質問

英検2級の英作文で80語に届かないときはどうすればよいですか?
下書きの段階で、それぞれの理由の後ろに「例えば(具体例)」と「その結果(そのあとどうなるか)」の2文を足します。
具体例と結果が加わることで理由に説得力が出て、理由1つが3文・約40語になります。理由2つに意見の文とまとめの文を加えると、80語に無理なく届きます。
英検2級の英作文(意見論述)は何語で書きますか?
英検2級の意見論述は、80語から100語で自分の意見と理由を2つ書く問題です。
準2級までと比べて語数が増えます。
英検2級の英作文の下書きは日本語で書いてもよいですか?
日本語で構いません。
オンライン英語塾クルードの英作文トレーニングでは、下書き欄に自分の意見と理由を日本語で書き出してから英語にします。英語で書ける人は英語でも構いません。
英検2級の英作文は賛成と反対のどちらで書けばよいですか?
賛成と反対の両方で理由を考えてみて、書きやすい方を選べば十分です。
英検2級の問題は、質問そのものが難しいことがあるためです。
英検2級の英作文には何分かけるのが目安ですか?
下書きに5分、英文を書くのに10分、合わせて15分が目安です。
この時間で書けるようになると、リーディングに多くの時間を残せます。
英作文の理由がトピックからずれてしまったらどうすればよいですか?
全部書き直さずに、限定する言い方を挟みます。
例えば電子辞書についての問題で「目が悪くなる」と書いた場合は、「スマートフォンの中で電子辞書を使うと目が悪くなる」とすれば、トピックに沿った理由になります。

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