英検はいつ受ける?過去問で8割取れたら次の級へ|小学生の準2級を急がなくていい理由

By 田中先生(クルード代表) 田中先生(クルード代表)
公開日: 2026年10月14日

英検の受験時期は「早ければ早いほど良い」とは限りません。過去問の正答率と解く時間から現在地を測る方法、小学生の準2級を急がなくていい理由、あと少しで届きそうなときに一度受けてスコアを見てから本番を狙う進め方、従来型と英検S-CBTの違いを解説します。

英検をいつ受けるかの決め方|オンライン英語塾クルード講師ブログ

「次の英検は、いつ受けるのがいいですか?」

保護者様からも生徒本人からも、よくいただく質問です。この記事では、受験時期を決めるときの考え方を解説します。

過去問で現在地を測る

受験時期を決める材料は、過去問の結果です。

当塾では、授業の中に過去問を入れて、現時点の力を測ることがあります。一度に全部を解く必要はありません。リーディングだけ、リスニングの第2部だけ、というように区切って解いても、十分に現在地が分かります。

見るのは2つです。

  • 正答率
  • 制限時間内に解き終わるか

8割を超えたら、次の級の勉強を始める

当塾では、過去問の正答率6割を合格ラインの目安にしています。実際の合否は英検CSEスコアで判定されるため、正答率だけで一律に合格を判断せず、級や技能ごとの出来も確認します。

たとえば3級の過去問で、制限時間よりかなり早く解き終わり、正答率が8割を超えているとします。この場合、合格ラインの目安を十分に超えています。3級の受験は予定通り進めながら、もう準2級の勉強を始めましょう、という段階です。

合格ラインを十分に超えている級の対策だけを続けるより、次の級の単語や文法に進む時期です。

あと数問なら、届く時期を見積もる

反対に、合格ラインまであと数問、という結果のときはどうでしょうか。

このときは、今の勉強のペースでいつごろ合格ラインに届きそうかを見積もります。年内に届きそうであれば、順当な受験時期はその次の回です。前の級を余裕を持って合格した生徒が、同じように余裕を持って合格したいのであれば、もう少し先に送っても構いません。

リーディングの方がリスニングより難しいことが多いので、リーディングだけで判断せず、リスニングの結果も見てから決めます。

小学生の準2級は急がなくていい

小学生で準2級を目指している場合、私は「急がなくていいですよ」とお伝えすることがあります。

理由はこうです。小学生のうちに準2級に届く力がついている生徒にとって、準2級は余裕を持って射程圏内です。大事なのは、その先の準2級プラスや2級に、どれだけ近づけるかです。

準2級をどのタイミングで取得するかは、実はあまり問題になりません。早く合格すれば、その分だけ2級に近づく、というわけではないからです。

ですから、勉強のペースから見て合格できる時期に入ったら、あとは本人が「受けてみたい」「チャレンジしたい」と思うタイミングで受けるのが一番良いと考えています。

2級も「いい形で」取る

2級も同じです。2級の取得が射程圏内に入っている生徒に、今すぐ合格しなければならない理由がないのであれば、急ぐ必要はありません。

2級はゴールではなく、準1級に向かう途中の級です。早く合格しすぎても、準1級までの期間が間延びします。準1級に向けて、力がついた状態で2級を取ることの方が大切です。

2級でどの力を優先してつけるかは英検2級に難しい文法は必要?で説明しています。

英検対策の授業を無料で体験する

✓ 体験3回まで無料 ✓ 当日キャンセル料なし ✓ タブレット貸出無料

弱点がはっきりしているときは、一度受けてみる

全体としてはまだ合格ラインに届いていないけれど、原因がはっきりしている、という場合があります。たとえば、単語とリスニングは十分で、長文読解だけがスコアを引っ張っているケースです。

英語は、欠けているピースがはまった瞬間に、スコアがポンと跳ねることがあります。

こういうときは、次の進め方をおすすめすることがあります。

  1. 都合の良い時期に、まず一度受けてみる
  2. そのスコアを見て、勉強の配分を調整する
  3. 2か月から3か月後に、本格的に合格を狙う

弱点のトレーニングには、2か月ほどあると成果が出てきます。一度目の受験は、その調整のための材料になります。リスニングの点数が読解力で変わる例は英検2級リスニングは「選択肢を読む速さ」で決まるで紹介しています。

従来型と英検S-CBT

受験時期を考えるときは、受験方式も関係します。

  • 従来型:年3回。紙の問題で一次試験を受け、合格した人が後日、面接を受ける
  • 英検S-CBT:年間を通して受験日がある。コンピューターで受験し、スピーキングも同じ日に録音で受ける。3級から準1級まで

どちらで合格しても、高校受験や大学受験で使える資格としては同じです。

英検S-CBTを初めて受ける場合は、スピーキングの形式に慣れておくことをおすすめします。詳しくは英検S-CBTの録音型スピーキング対策をご覧ください。

準2級プラスを受けるかどうか

準2級に合格したあと、準2級プラスを受けるか、2級に進むかも、よくいただく質問です。

これは、どちらでも構いません。準2級プラスは、要約問題や面接の形式が2級と同じなので、2級の形式に慣れるための練習としても役に立ちます。本人が挑戦したい方を選んでください。

結果が思うようでなかったときの考え方は英検に不合格だったあなたへにまとめています。

まとめ

  • 受験時期は、過去問の正答率と解く時間から決める
  • 過去問の正答率6割が合格ラインの目安。実際の合否はCSEスコアで決まるため、級や技能ごとの出来も確認する
  • 制限時間内に解き終わり8割を超えたら、次の級の学習を始める目安とする
  • 小学生の準2級は急がなくていい。大事なのは2級にどれだけ近づけるか
  • 2級は、準1級に向けて力がついた状態で取る
  • 弱点がはっきりしているときは、一度受けてスコアを見てから本番を狙う

受験時期のご相談を体験授業で承ります

オンライン英語塾クルードでは、過去問の結果をもとに、お子様に合った受験時期と、そこまでの学習の配分を日本人講師がご提案しています。

お子様に合ったコースは学年別英検対策コース一覧からご覧いただけます。ご相談は無料体験授業(おひとりにつき3回まで無料)の中で承ります。

英検対策の無料体験授業のお申込み・学習相談|オンライン英語塾クルード

無料体験授業のお申込み・学習相談はこちら

よくある質問

英検は、いつ受けるのがよいですか?
過去問の正答率、技能ごとの出来、制限時間内に解き終わるかを見て決めます。
オンライン英語塾クルードでは、過去問の正答率6割を合格ラインの目安にしています。実際の合否は英検CSEスコアで決まるため、正答率だけで合格を判断せず、級や技能ごとに確認します。
英検の過去問で何割取れたら、次の級の勉強を始めてよいですか?
正答率が8割を超え、制限時間内に解き終わるようになったら、次の級の勉強を始める目安です。
例えば3級の受験は予定通り進めながら、準2級の単語や文法も学びます。この正答率はオンライン英語塾クルードの学習計画上の目安で、実際の合否は英検CSEスコアで決まります。
小学生は、英検準2級を早く受けた方がよいですか?
急がなくて構いません。
小学生のうちに準2級に届く力がついている生徒にとって、準2級は余裕を持って射程圏内で、大事なのはその先の準2級プラスや2級にどれだけ近づけるかです。早く合格すればその分だけ2級に近づくというわけではないので、合格できる時期に入ったら、本人が受けてみたいと思うタイミングで受けるのがおすすめです。
英検の合格ラインにまだ届いていないときでも、一度受けてみた方がよいですか?
弱点がはっきりしている場合は、まず一度受けてみる進め方をおすすめすることがあります。
例えば、単語とリスニングは十分で、長文読解だけがスコアを引っ張っているケースです。一度受けたスコアを見て勉強の配分を調整し、2か月から3か月後に本格的に合格を狙います。
英検の従来型と英検S-CBTは、何が違いますか?
従来型は年3回の紙の試験で、英検S-CBTは年間を通して受験日があるコンピューター受験です。
従来型は一次試験に合格した人が後日面接を受け、英検S-CBTはスピーキングも同じ日に録音で受けます。英検S-CBTは3級から準1級までで、どちらで合格しても高校受験や大学受験で使える資格としては同じです。
英検準2級に合格したあとは、準2級プラスと2級のどちらを受ければよいですか?
どちらでも構いません。
準2級プラスは、要約問題や面接の形式が2級と同じなので、2級の形式に慣れるための練習としても役に立ちます。本人が挑戦したい方を選んでください。

この記事の著者田中先生(クルード代表)の指導を受けたい方はこちらから

無料体験授業をご希望の方はこちらからお申込みへ

この級の総合対策ガイド

この記事で紹介した対策を含め、学年別の勉強法全体は以下のガイドで解説しています。

英検対策・英会話の無料体験授業のご案内

英検対策・英会話の無料体験授業のお申込み|オンライン英語塾クルード

オンライン英語塾クルードでは、外国人講師×日本人講師のダブルティーチングによる英検対策・英会話の授業を、おひとりにつき3回まで無料で体験いただけます。

無料体験授業のお申込み・お問合せはこちら

学年別の英検対策コース一覧や、英検準1級・2級に合格した生徒の合格体験談もあわせてご覧ください。

無料体験授業に申し込む

✓ 体験3回まで無料 ✓ 当日キャンセル料なし ✓ タブレット貸出無料

お申込みから体験授業までの流れを見る

記事一覧

シリーズ別・新着順の一覧は講師ブログ・記事一覧にまとめています。 新着記事はRSSフィードでも配信しています。