オンライン英会話と英検対策塾の違い|英検合格が目的ならどちらを選ぶか

By Cloode Official
公開日: 2026年11月02日

オンライン英会話と英検対策塾は、どちらもオンラインで外国人講師と話せますが、授業で鍛える技能と「誰が学習を設計するか」が違います。英検の一次試験・二次試験で求められる力と照らし合わせて、それぞれが得意なこと、向いているお子様、両方を組み合わせる使い方を整理します。

タブレットでオンライン授業を受ける生徒|オンライン英会話と英検対策塾の違い

「オンライン英会話と英検対策塾、どちらにしたらいいですか」というご相談をよくいただきます。

どちらもオンラインで、外国人講師と話す時間があります。画面だけ見ると似ていますが、授業で鍛える技能と、学習を誰が設計するかが違います。

この記事では、英検の試験で求められる力と照らし合わせて、2つの違いと選び方を整理します。結論から言うと、どちらが優れているかではなく、受ける級とご家庭の状況によって合う方が変わります。

まず、英検で求められる力を確認する

英検は、3級以上で一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)の2段階になっています。4級・5級は一次試験だけで合否が決まり、スピーキングテストは合否とは別に受けられます。

一次試験で問われるのは、次の3つです。

  • リーディング:単語・熟語、文法、長文読解
  • リスニング:会話やアナウンスを聞いて答える
  • ライティング:意見を書く英作文、級によってEメールや要約

そして、英検のスコア(CSEスコア)は技能ごとに同じ重みで計算されます。たとえば2級の一次試験では、リーディング・リスニング・ライティングがそれぞれ同じ満点です。問題数の少ない英作文1〜2問が、長文読解やリスニング全体と同じ重みを持つということです。

二次試験では、音読、イラストの説明、自分の意見を答える質問などでスピーキングが問われます。

この全体像を前提に、2つのサービスを比べます。

オンライン英会話が得意なこと

オンライン英会話の強みは、英語を話す量を確保できることです。

  • 1回のレッスンが短めで、毎日でも続けやすい
  • 外国人講師と1対1で話すので、英語で返事をすることに慣れる
  • 英語を聞き取る耳ができる
  • 英語を話すことへの抵抗がなくなる

特に「英語を声に出すのが恥ずかしい」「外国人と話すと固まってしまう」というお子様にとって、毎回知らない相手と英語で話す経験は大きな意味があります。英検の二次試験で緊張しにくくなる効果も期待できます。

一方で、多くのオンライン英会話では、何を学ぶか・どの教材を使うかは受講する側が選ぶ形になっています。英検コースを用意しているサービスもありますが、単語を覚えたか、英作文が採点基準を満たしているか、といった授業の外の学習まで管理する仕組みは、サービスによって差があります。

英検対策塾が得意なこと

英検対策塾の強みは、4技能全部を、試験日から逆算して組み立てることです。

  • 単語・文法・長文読解・リスニング・英作文・面接を全部扱う
  • 書いた英作文を、採点基準に沿って添削する
  • 過去問の正答率から弱点の技能を見つけて、学習の配分を変える
  • 受ける級と受験時期を、現在の実力から判断する

英検は一次試験を通らないと面接に進めないので、合否を左右するのは一次試験の3技能であることがほとんどです。特に英作文は、書いた英文を誰かに見てもらわないと、自分では何が減点されているのか分かりません。

学習の量や順番を講師が見てくれるので、保護者様が英語の学習内容まで管理しなくてよいのも特徴です。

比べると、こう違う

オンライン英会話 英検対策塾
主に鍛える技能 スピーキング・リスニング 4技能すべて(英検の出題形式に沿って)
学習の設計 受講する側が選ぶことが多い 講師が試験日から逆算して組む
英作文の添削 サービスによる 授業の中心のひとつ
単語・宿題の管理 ご家庭で管理することが多い 講師が確認する
英検の面接対策 英検コースがあれば対応 対応
向いている目的 英語に慣れる、話す量を増やす 決まった級に、決まった時期に合格する

※ サービスや塾によって内容は異なります。一般的な傾向として整理しています。

お子様に合う方を選ぶには、受ける級や受験時期、ご家庭で学習を見られる範囲を照らし合わせることが大切です。次の目安で確認してみてください。

どちらを選ぶかの目安

オンライン英会話が合いやすいお子様

  • 英検5級・4級を受ける(面接がなく、範囲も比較的狭い)
  • 単語や英作文の学習を、ご家庭で見られる
  • 今は試験よりも「英語を好きになる」「話すことに慣れる」を優先したい

英検対策塾が合いやすいお子様

  • 準2級以上を受ける(英作文に加えて、級によって要約やEメールが出題される)
  • 受験する回が決まっていて、そこまでに合格したい
  • 一度不合格になり、どこを直せばよいか分からない
  • 保護者様が英語の学習内容まで見るのは難しい

準2級以上で一次試験を通るには、単語と長文、そして英作文を同時に伸ばす必要があります。

英検対策塾の授業内容も確認したい方へ。クルードの技能ごとにレベルを変えるオーダーメイドカリキュラムでは、4技能の時間配分や、得意・不得意に合わせた教材選び、宿題量の決め方を紹介しています。

両方を使い分けるという選び方もある

オンライン英会話と英検対策塾は、どちらか一方しか選べないものではありません。目的を分ければ、両方を使い分けるのも効果的です。

  • 英検対策塾:一次試験の学習計画、英作文の添削、面接の模擬練習
  • オンライン英会話:英語を話す時間を増やし、話すことへの抵抗をなくす

注意したいのは、両方の宿題や予約が重なって、生活の中で続かなくなることです。始める前に「1週間で英語に使える時間」を決めて、その中で配分するのがおすすめです。

まとめ

  • オンライン英会話は「話す・聞く」の量を確保するサービス、英検対策塾は「4技能を試験日から逆算して組む」サービス
  • 英検はリーディング・リスニング・ライティングが同じ重みで採点されるため、英作文の対策が合否に大きく関わる
  • 5級・4級や、ご家庭で学習を管理できる場合は、オンライン英会話でも合格を狙える
  • 準2級以上で受ける回が決まっている場合は、英検対策塾の方が合いやすい
  • 目的を分けて、両方を使い分ける選び方もある

級ごとの勉強法は、【学年別・級別】英検対策ページ一覧から選べます。学年ごとの級の目安は、学年別のガイドにまとめています。

お子様に合う授業か、無料体験授業で確認できます

オンライン英語塾クルードでは、日本人講師が授業を進行し、スピーキングの時間に外国人講師とつなぐダブルティーチングで、英会話の時間と英検対策の学習を1回の授業の中で行っています。

英検対策塾を検討される方は、学年別英検対策コース一覧で授業内容と料金をご確認いただけます。

英会話と英検対策を組み合わせた授業がお子様に合うか、無料体験授業(おひとりにつき3回まで無料)で確認できます。受ける級や受験時期、オンライン英会話との併用についても、体験授業の中でご相談いただけます。

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よくある質問

オンライン英会話と英検対策塾の一番大きな違いは何ですか?
授業で鍛える技能と、学習を誰が設計するかが違います。
オンライン英会話は「話す・聞く」の練習量を確保するサービスで、何を学ぶかは受講する側が選ぶことが多いです。英検対策塾は、単語・文法・長文読解・リスニング・英作文・面接の全部を、試験日から逆算して講師が組み立てます。
英検合格が目的なら、オンライン英会話と英検対策塾のどちらを選べばよいですか?
受ける級と、ご家庭で学習を管理できるかで決まります。
4級・5級や、単語・英作文をご家庭で見られる場合は、オンライン英会話で面接の練習を足す形でも十分に合格を狙えます。準2級以上で英作文や要約が採点されるようになると、書いた英文を添削し、技能ごとの弱点を見て学習を組み直す役割が必要になるため、英検対策塾の方が向いています。
オンライン英会話で英検の英作文対策はできますか?
英検コースや添削の仕組みがあるサービスでは可能ですが、自由会話のレッスンだけでは英作文の練習量は確保しにくいです。
英検の一次試験では、リーディング・リスニング・ライティングの3技能が同じ重みで採点されるため、問題数の少ない英作文でも合否への影響は大きくなります。
オンライン英会話と英検対策塾を併用するのはおすすめですか?
目的を分ければ、併用は効果的です。
英検対策塾で一次試験の学習計画と英作文の添削を受け、オンライン英会話で「英語を話すことに慣れる」時間を増やす、という分け方です。ただし、両方の宿題が重なると続かなくなるので、週あたりの学習時間の中で配分を決めてから始めることをおすすめします。

この級の総合対策ガイド

この記事で紹介した対策を含め、学年別の勉強法全体は以下のガイドで解説しています。

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