海外未経験で小学生が英検準1級に合格|小5合格の家庭の英語環境【保護者インタビュー】

インタビュアー: 田中先生(クルード代表) 田中先生(クルード代表)
受講コース: 小学生英検対策コース
公開日: 2026年03月11日

おうち英語の壁はどう乗り越える?海外経験なしで小学生が英検準1級に合格した家庭に独自インタビュー。英語環境の作り方、ニュース活用、ライティング対策など成功した学習習慣を紹介。

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本記事は一家庭の成功事例を紹介するインタビューであり、 すべてのご家庭に同様の結果を保証するものではありませんので予めご了承ください。

小学生で英検準1級に合格した家庭の英語教育と学習習慣を紹介する保護者インタビュー

小学生で英検準1級に合格するまでの学習の取り組み(家庭の事例)

― この度はお子様の小学5年生での英検準1級合格おめでとうございます。

お母様:ありがとうございます。先生方のご指導のおかげです。

英検準1級ライティング対策として行った英作文トレーニング

― ライティング対策ではご家庭でどのような取り組みをされましたか?

ライティングは本番の1ヶ月前、「ライティングブートキャンプ」と称して、毎朝、市販の問題集から1問、要約か意見論述を書いて、お姉ちゃんの机の上に置くという約束をしました。AIツールを補助的に使いながら添削して返すというのを毎日続けたら、最初は嫌がっていたのが、最後には楽しくなってきたみたいで。試験後には「早く答え合わせがしたい」と言うようになりました。書くことに慣れるって大事だなと痛感しました。

小学生で英検準1級に合格した家庭が実践した英作文ライティング対策
1ヵ月ライティングブートキャンプ

ニュース音声を活用した英語インプットの習慣

― 英検準1級の英作文では小学生にとって難しい内容が出題されますがどのように対策されましたか?

お母様:毎朝CNNニュースを通学の車内で聞くようにしていました。私自身、英語ができないんですよ。それを逆手にとって「今日何て言ってるの?」「全然わかんない、すごいね、わかるの?」と聞くんです。そうすると子供は「わかんないの?」と言いながら、説明してくれる。アウトプットすることで頭に入るんだと思います。毎日10分でも、積み重ねは大きいですね。

英作文を書くためのアイディアは、日頃のニュース視聴でインプットされていたのですね。

お母様:そうなんです。書く材料が自分の中にないと書けませんから。ライティングはコツさえつかめばある程度書ける部分もありますが、中身が伴わなければ意味がない。両方必要だと思います。

おうち英語の取り組み

英語を「勉強」にしないおうち英語

― おうちでの英語環境づくりについて、具体的に教えていただけますか?

お母様:基本的に、生活の中に英語を散りばめるようにしていました。例えば、ゲームをやりたいと言い出したら、設定は全部英語にします。Netflixも全部英語設定。本や漫画も、『はらぺこあおむし』は原書の『The Very Hungry Caterpillar』で読みますし、『スパイファミリー』も『SPY×FAMILY』、『鬼滅の刃』は『Demon Slayer』で読ませていました。

家では基本テレビをつけないので、子供は暇になるんですよ。そうすると、洋書を読むか英語の番組を見るかしかないという環境になります。それが当たり前になって育ってきたので、自然と英語が身についていったんだと思います。

― まさにご家庭がインターナショナルスクールのような環境ですね。

お母様:イメージとしては、家でインプットしたものを学校や塾でアウトプットする。その延長線上に今がある感じです。それと、なるべく英語が勉強だとバレないように意識してきました。英検を受け始めるまでは、特にそうでしたね。

小学生でおうち英語の壁を乗り越えるには

― おうち英語を続ける中で、困ったことはありましたか?

お母様:英語のDVDやおうち英語の教材って、内容がどうしても幼児向けのものが多いんですよね。

幼稚園くらいまでは楽しく見てくれるのですが、小学生になると「子どもっぽい」と感じてしまって、だんだん見なくなってしまう。

いわゆる「おうち英語の小学生の壁」のようなものを感じました。

― その壁はどのように乗り越えましたか?

海外の動画などを活用(後述)して、「実際に使われている英語」に触れる機会を増やすようにしました。

海外のYouTuberの動画では、教科書のような英語だけではなく、ネイティブが使う表現やスラングもたくさん出てきますが、小学生でも興味をもって英語に触れられたことは良かったと思います。

洋書多読の習慣と読んでいた英語の本

― 洋書について具体的にどのような本を読まれていましたか?

お母様:小3くらいまではペーパーブックや電子書籍を合わせると結構読んでいたと思います。最近読んで面白かった本を娘に聞いてみました。『Harry Potter』シリーズ、『Diary of a Wimpy Kid』シリーズ、『The Princess Diaries』、『Restart』などです。

※英検レベルは一般的な語彙レベル・出版社の読書レベルを参考にした目安です。

書名 英検目安レベル 小学生目安 読みやすさ ジャンル
Diary of a Wimpy Kidシリーズ 3級〜準2級 小3〜小6 ★★★★★(挿絵が多く非常に読みやすい) ユーモア/学園日常
The Princess Diaries 準2級〜2級 小6〜中学生 ★★★☆☆(日記形式だが語彙はやや高度) 青春/恋愛コメディ
Harry Potterシリーズ 準2級〜準1級(巻が進むごとに難化) 小5〜中学生 ★★★☆☆(後半巻は難易度高め) ファンタジー/成長物語
Restart 2級〜準1級 小6〜中学生 ★★★☆☆(心理描写がやや難) ヒューマンドラマ/社会テーマ

― 洋書はどのように調達されていましたか?

お母様:洋書が読めるアプリで読んだり、図書館で借りたりもしていました。本人がもう一度読みたいと言った本や、私が読んでもらいたいと思った本はAmazonで買っています。Kindleに入れているものもありますね。

― 映画や洋楽もそうですが、洋書が読めるということは、訳者の主観を介さず作者の感性に直接触れることができるので、得るものが大きいですよね。

お母様:そう思います。日本人の考え方や感性だけでなく、英語を使う国のすべての人の考えや感性に触れられる。英語で世界が広がるとは、そういう意味でもあるんだと思います。リーディングの力がつくのはもちろんですが、それ以上に、それを楽しめるのが羨ましいです。

英検準1級レベルにつながった学習習慣

朝学習として行っていたタイピングと英単語学習

― 英単語はどのように定着しましたか?

お母様:こちら(クルード)のタイピングと英単語学習が良かったです。朝起きたらすぐにタイピングをするという習慣がついて、今ではその時間に塾の勉強をするようになったり、朝学習の習慣が身につきました。最初は声掛けをしていましたが、本人はまとめて一気にやるタイプだったみたいで(笑)。でも最終的には朝6時半スタートが定着しました。子供に単語を覚えさせるのは難しいですが、ああいう形なら続けやすいんだなと思います。

英検を目標にした学習の進め方

― 英検結果のご共有ありがとうございます。リーディングもリスニングも素晴らしいスコアで、バランスの取れた結果ですね。

お母様:一次はかなりギリギリだったんですけど、よく頑張ったと思います。実は2級合格後はしばらく英検から離れていたんです。小学生でここまでいけたら十分と思って。でもやはり目標を持って学習した方がぐんと伸びるなと感じて。英語学習において英検を利用するのは、ひとつの指針にもなるしいいなと改めて思いました。

― 勉強する期間とクールダウンする期間を設けることで、再開後の伸びが良くなるケースは多く見られます。娘さんの場合も、その効果が出ていたのかもしれませんね。

お母様:なるほど、そんなことがあるんですね。もともと娘は同い年のネイティブの子どもたちの英語レベルを目指して学習していて、英検は力試しという位置付けだったんです。でも2級あたりからそうはいかなくなって、特にライティングは過去問で対策しました。準1級はさすがにちゃんと対策しないと合格できないと思い、中学に入ってから受けさせようと思っていたんですけど…

小学生で英検準1級に合格した生徒と保護者のインタビューの様子
小学生で英検準1級に挑戦した理由

― そこから今回の受験に至った経緯を教えていただけますか?

お母様:手の指の間からサラサラ流れ落ちていくように、英語が読めなくなり書けなくなっている感覚があって。これはいけないと思い、「準1級やってみる?」と声をかけたのがきっかけです。スラングだらけのYouTubeばかり見ていたので、私も焦って「2級なんて中学から英語を始めてコツコツやる子にすぐ追いつかれるよ」と言ってしまったんですね。そしたら「じゃあ準1級やる!」となったわけです。2級を取ったからといって成長の努力をやめてはいけないという意味だったんですけど…本人が先生とのインタビューで答えているのを聞いて、伝え方が悪かったなと反省しました(笑)。そんな感じで、私も子どもと一緒にトライ&エラーの毎日です。

お子様はその声掛けをどう受け止めたのか?本人インタビューはこちら

英語スピーキングに影響したと考えられる学習経験

― 二次試験(スピーキング英語面接)のスコア、素晴らしかったですね!

お母様:ありがとうございます。ナレーションが15/15、Q&Aが18/20、アティチュードが3/3でした。二次試験は本人も楽しかったようで、「緊張したー」と言いながらもニコニコで試験会場から出てきました。

英語YouTube視聴がスピーキング練習の機会になった家庭の事例

― お子様からYouTubeが英語学習に役立ったと伺いました。

お母様:そうなんです。スピーキングの流暢さは間違いなくYouTubeのおかげだと思います。ただスラングを使うものは、私としてはあまり見せたくない内容ではあるんですけどね(苦笑)

チャンネル 英語の難易度(目安) ジャンル
callmehaley 中級(ゲーム実況・固有名詞やゲームスラングあり) Roblox実況/ロールプレイ
Kooleen 中級〜上級(ナレーション多め・比喩やテンポ速め回あり) お絵描き/アート解説/ストーリータイム
SSSniperWolf 上級(スラング・早口・リアクション語彙が多め) リアクション/エンタメ/(元)ゲーム
本記事の生徒様は、18歳のお姉様とともにYouTubeを視聴されており、視聴内容についてはお姉様が選定されているとのことです。
YouTubeをご利用の際は、各ご家庭にて十分にご検討のうえ、ご判断くださいますようお願いいたします。

幼少期からの英語教育環境(家庭の背景)

プリスクールでの英語環境

― お子様の幼少期の英語教育についてお伺いできますか。

お母様:基本は、7歳上の姉がいるんですね。彼女に合わせて同じように育ってきた感じです。生まれた時には洋楽を聞き、ディズニーチャンネルなどのテレビは英語で見て、絵本も英語で読むという環境がすでに周りにありました。その流れで、長女が通っていたプリスクールにそのまま入園しました。

― プリスクールでは、どのような先生方が教えていらっしゃいましたか?

お母様:イギリス人の先生が経営されていて、他にイングランドの先生、アメリカ人の先生と3人のネイティブの先生がいました。プラス日本人のバイリンガルの先生が2人という感じでした。

小学生で英検準1級合格した生徒の習い事(ピアノ発表会の様子)
小学生で英検準1級合格した生徒の習い事(ピアノ発表会にて)

英語以外の習い事と活動

― プリスクール以外に、当時されていた習い事はありますか?

お母様:幼稚園の頃は、ダンス、ピアノ、公文式、水泳、お絵かき教室をやっていました。英語関係では、*オンラインの英会話「ネイティブキャンプ」*もやっていましたね。今はピアノとダンスを続けていますが、公文は塾に変わり、絵画と水泳はやめています。

― 小学校はどのような学校をお選びになったのですか?

お母様:県内の英語教育に力を入れている学校にしました。インターでもなければイマージョン教育でもなく、普通の私立ですが、英語に力を入れている感じです。フォニクスからしっかり教えてくれる学校でした。

― 授業のレベル感はいかがですか?

お母様:今はテキスト『Let’s Go』の3を使っていて、英検で言うと5級くらいだと思います。ただ、今年の第1回英検で小学3年生が英検準1級に合格しているんです。県内でも、英語に熱心に取り組んでいる子が集まりやすい学校なんだと思います。

英語力向上のためにボランティア活動に参加する英検準1級合格の小学生
小学生が英語習得のために参加したボランティアの様子

英語ボランティア活動の経験

観光ボランティア活動もされていたんですね。

お母様:自分の英語が誰かの役に立つという経験が、英語習得の意義につながればと思い、始めたボランティアです。ちょうど英検でもインバウンドやオーバーツーリズムの話題が出てきたので、身近なこととしていい経験になっているなと思います。

なかなか観光客に話しかけられずに落ち込んだりもしていますが、いろんな国の方がくるので、その国についてネイティブボランティアに教えてもらったり外国人観光客が話していることを聞いて「こんなこと言ってる!」と笑ったり、楽しんでいます。

小学生で英検準1級に挑戦した理由(保護者の考え)

― 貴重なお話をありがとうございました。楽しみながら英語に触れられているのが伝わってきます。

お母様:先生がおっしゃっていた通り子供にとっては楽しい!ということが一番の原動力になっているみたいです。

子どもの将来に対する家庭の教育方針

― 今後のお子様の将来について、お母様のお考えをお聞かせください。

お母様:英語はあくまでもツール、道具ですよね。それを使って何をするかが大切だと思っています。低年齢でここまで来られたのはもちろんすごいことですが、これからが本番です。もっと磨きをかけて、道具として使いこなせるようになってほしい。

それと同時に、日本人としてのアイデンティティも大切にしてほしい。日本のこと、地域のことをもっと深く知り、海外に出たときに、日本人としての自分を豊かに持って羽ばたいていってもらえたらなと思います。

実際に小5で英検準1級に一発合格した本人インタビューも公開中

ご家庭での環境づくりの結果、海外経験なしで小学校5年生・10歳が英検準1級に初挑戦で一発合格を果たしました。

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